結婚式での披露宴会場を綺麗に彩ってくれる会場装花。
非常に多くの種類の装花があり、組み合わせやカラーによって会場の雰囲気は大きく変わります。
自分もあまり花を気にしたことないから、ここは節約していいポイントだよね?
確かに装花は高いし、男性からしたらあんまり気にしていないところかもしれない。もちろん安くできるなら少しでも安くしたいポイントだけど、会場装花はゲストにめちゃくちゃ見られているんだ・・・!
結婚式における「卓上装花」は「料理」と並ぶくらいにゲストに見られているポイントです。
特に女性によく見られています。
いわゆる「ケチったらわかりやすいポイント1位、2位」ということです。
しかし初期見積もり段階の会場装花の値段は高く設定してあることが多いので、安くできるパターンが多いです。
この記事では、会場装花を「ケチらずに節約する」4つの方法について解説します。
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結婚式の卓上装花の相場は?なぜあんなに高いのか?
披露宴会場の会場装花の相場は18.3万円と言われています。
10万円~20万円が最も多く、36%のカップルがこの金額で装花をセッティングしているようです。(※ゼクシィ結婚トレンド調査2018調べ)
もちろん、ゲストの数やテーブルの数によって金額は変わってきます。
結婚式のゲスト人数の平均が70~80人と言われているので、
このくらいの人数で18.3万円ぐらいの装花費用が必要というのが大体の目安になります。
ゲスト150人規模の大きな結婚式になると20万円以下で会場装花を揃えるのは不可能でしょう。
あくまで目安として考えましょう。
花が折れていたり枯れていたりする事が無いように、多くの花を仕入れてその中から綺麗なものを選んでから会場に出しています。だからそこそこお金はかかってしまう訳なんだ。
結婚式場の装花は見栄えももちろんですが、衛生面も最大限に注意を払って準備されています。
ゲストが食事をするテーブルに置いているものなので、万が一虫がついていたら最悪です。
見栄えや衛生管理にかなり神経を削って会場の装花は準備されているので、どうしても高い金額設定になってしまうのです。
- 初期見積もりの時点で交渉する
- 花のグレードを下げる
- 花以外のアイテムに変更する
- 披露宴会場のテーブル数を減らす
- 会場装花・代わりのアイテムを自分で作る
以上の5つの方法について解説します。
会場装花を安くする方法①式場見学の初期見積もり前の時点で交渉する
会場見学に訪れた際から値引きの交渉をしておくという方法があります。
会場装花のイメージ写真というものを式場側のプランナーも資料として必ず持っているので
「この写真の装花でもう少し金額は下がりませんか」と聞いてみましょう。
他の結婚式場の見積もりもあると、さらに交渉がしやすいかと思います。
一応ダメもとですが、式場外の業者から花を用意する事も可能かどうかを聞いておきましょう。
おそらく多くの式場で断られます。
大半の結婚式場が生花の会場持ち込みを禁止しています。
これは先ほども説明したように、式場外の業者が用意した生花の場合
見栄えや衛生面の責任を式場側がもてなくなってしまうためです。
しかし、式場外の業者からも持ち込みがもし可能であればかなり会場装花を安く用意できる可能性があります。
もしすでに契約も済ませて、初期見積もりが出てしまっているという人は次の方法を試してみましょう。
会場装花を安くする方法②花のグレードを下げる
必要以上に高い設定金額の会場装花は迷わずグレードを下げましょう。
けど、もし初期見積もり金額が「1卓あたり2万円」なんて事になっていたら、ある程度の見栄えはキープしたままでもっと安くできるよ。
結婚式場の会場装花の相場は17.8万円と解説しましたが、テーブル1卓あたりに換算すると8.000円~10.000円が相場となります。
やたらと高く会場装花が設定されていたら、グレードを下げてもらいましょう。
その際に気をつけておくべきことは、あまり花の種類を指定しない方が良いという点です。
花の種類を指定すると価格が高くなる可能性があります。
指定するのは装花の「カラー」と「イメージ」くらいで十分です。
花の種類に強い要望が無ければ、業者に任せておけば大体は上手くやってくれるでしょう。
会場装花を安くする方法③花以外のアイテムに変更する
ゲストテーブルの卓上装花の代わりに、別のアイテムを置いてもらうという方法があります。
そもそも「管理が難しい生花」だからこそコストが高くなってしまうわけです。
生花メインではなく、その他のアイテムでボリュームを補うという事も可能です。
これには式場によってセッティング可能なアイテムに違いが出てきますので、まずは相談してみましょう。
卓上装花以外のテーブルアイテム例その①本とキャンドル
私が列席した結婚式では↓このようなテーブルメイクがありました。
レトロな本を土台に、キャンドルやカスミ草で彩られたテーブルです。
カスミ草は生花の中でもかなり安いのですが、ボリュームもしっかり出せるので、結婚式ではとても重宝される花です。
生花はカスミ草のみなので、かなり安価につくられているとは思いますが
それでもオシャレでシックな雰囲気を作り出す事が出来ていて凄く感動しました。
卓上装花以外のテーブルアイテム例その②フルーツ
他にも、装花以外のテーブルアイテムにはこのような↓ものがありました。
生花ではなく「フルーツ」をメインにしたテーブルメイクです。
ぶどうやリンゴ、バナナやレモン、オレンジ等々・・・
様々なフルーツをメインにしています。
女性ももちろんですが、これは特に男性が喜びます。
テーブルの生花は披露宴が終わった後にそのテーブルのゲストに配られるものですが
男性のほとんどは生花を持ち帰りたがりません。
しかし、フルーツであれば結構持ち帰ってくれます。
ゲストに男性が多いという結婚式では
フルーツを卓上装花としてセッティングするというのも喜ばれるかと思います。
会場装花を安くする方法④披露宴会場のテーブル数を減らす
ゲストテーブルの卓数によって、卓上装花の金額は大きく違ってきます。
披露宴会場のテーブルによって、着席可能な人数は変わります。
1卓あたり最大何名のゲストが座れるのかを確認し、上手くゲストの席次配分を考えましょう。
その際は、装花の費用を抑えようと無理やり席次表を決めないように気をつけましょう。
減らし過ぎは禁物です。
「職場同僚の卓に学生時代の友人が同席している」なんて事が無いように
よく考えてゲストテーブルの数を調整しましょう。
会場装花を安くする方法⑤会場装花の代わりのアイテムを自分で作る
会場装花の費用を抑える5つ目の方法として挙げられるのが、自分で作るという方法です。
もちろん生花だと衛生上の面で断られてしまうので、あくまで造花で作る事になります。
安く造花を作る手段として手っ取り早いのは
やはり100均ショップで揃えることです。
私は4月に結婚式を挙げましたが、実際に桜の造花を卓上装花として置いてみました。
特にダイソー等では季節物の造花が多く出てくるので
簡単に春っぽいアイテムを揃える事が出来ました。
会場装花を安くする方法まとめ
以上のように、会場の装花を安くする方法について解説してきました。
- 初期見積もりの時点で交渉する
- 花のグレードを下げる
- 花以外のアイテムに変更する
- 披露宴会場のテーブル数を減らす
- 会場装花の代わりのアイテムを自分で作る
結婚式を行う会場によって可能な事が大きく違うと思うので、
しっかりとプランナーとやり取りをして、少しでも費用を抑えれるように工夫していきましょう!