結婚式場の見学に行った際に必ずと言っていいほどプランナーから提示されるものに
結婚式費用の見積もりがあります。
見積もりには多くの項目が記載されており、前知識もなく初見で全てを理解することは不可能です。
ある程度の知識を事前に入れた状態で初期見積もりを見るようにしましょう。
そうしなければ、本来もっと安くできたポイントを全て見逃してしまいます。
これらが積もり積もって100万円以上節約できるという事もあります。
値段を安く交渉するためには、それぞれの見積もり項目の相場を知っておく必要があります。
この記事では、結婚式の見積もりを確認する上で必ず注意して見ておくべき9つのポイントについて解説していきます。
Contents
- 1 見積もり表の全ての項目を把握しよう
- 2 ①「料理・ドリンク」見積もりの際のポイント
- 3 ②「会場使用料」見積もりの際のポイント
- 4 ③「衣装・メイク」見積もりの際のポイント
- 5 ④「会場装花」見積もりの際のポイント
- 6 ⑤「ペーパーアイテム」見積もりの際のポイント
- 7 ⑦「写真・ビデオ」見積もりの際のポイント
- 8 ⑧「演出」見積もりの際のポイント
- 9 ⑧「ギフト」見積もりの際のポイント
- 10 ⑨結婚式見積もりの「サービス料」とは何なのか?
- 11 結婚式見積もり項目の注意点まとめと、更に費用を安くする方法
- 12 式場紹介サイトを利用して更に見積もりを安くする!
- 13 挙式費用が100万円以上安くなるハナユメが最強
- 14 掲載多数のマイナビウエディングで6万円入手できる
見積もり表の全ての項目を把握しよう
まずは結婚式の見積もり全体を見ていきましょう。大きく分けて9項目です。
①料理・ドリンク
- コース料理
- オプション料理(パンの追加等)
- お子様用料理
- ウェディングケーキ
- デザートビュッフェ
- ドリンク
- お子様用ドリンク
- オプションドリンク(アルコール類の追加等)
- ウェルカムドリンク
- 乾杯酒(シャンパンなど)
②会場使用料
- 披露宴会場費用
- 挙式費用
- 音響・照明
- 司会者・MC
- 会場機材
③衣装・メイク
- 新婦衣装(ウェディングドレス)
- 新婦衣装(カラードレス・和装)
- 新婦衣装(小物)
- 新婦着付け・ヘアメイク
- 新郎衣装(タキシード・和装)
- 新郎衣装(小物)
- スタイルチェンジ
- 両親のモーニング・振袖
- 衣装の保険
④会場装花
- 挙式会場装花
- メインテーブル(高砂)装花
- ゲストテーブル装花
- ケーキ装花
- ブーケ
- 贈呈用の花束
- 業者によるコーディネート費用
⑤ペーパーアイテム
- 招待状
- 席札
- 席次表
- メニュー
- 芳名帳
- 筆耕料
⑥写真・ビデオ
- 前撮り撮影
- 記念写真
- スナップ写真・動画
- アルバム
- オープニングムービー
- プロフィールムービー
- エンドロールムービー
- サプライズムービー
⑦演出
- フラワーシャワー
- バルーンリリース
- キャンドルサービス
- フラッシュモブ
- プロジェクションマッピング
⑧ギフト
- 引出物
- 引菓子
- 縁起物
- 引出物袋
- 両親への贈呈品
⑨サービス料
- 会場スタッフの人件費
以上の項目が、大まかな結婚式費用の見積もりになります。
①「料理・ドリンク」見積もりの際のポイント
結婚式において、列席したゲストに最も見られているとも言われているのが「料理」です。
- コース料理
- オプション料理(パンの追加等)
- お子様用料理
- ウェディングケーキ
- デザートビュッフェ
- ドリンク
- オプションドリンク(アルコール類の追加等)
- お子様用ドリンク
- ウェルカムドリンク
- 乾杯酒
このうち、式場によっては無料で追加してくれることもある項目もあります。
コース料理は大体1人前5.000円~20.000円程度のコースがありますが、安すぎる料理はもちろんダメです。
かと言ってわざわざ一番高いコース料理を選ぶ必要もないでしょう。
一番高いコースが一番おいしいというわけではありません。
フォアグラやキャビア等の、無駄に原価が高い料理で余計に高額になっているコースもあります。
初期見積もり段階では中間の金額の料理コースを、もう少し安く提供できないかを確認してみるのがベターです。
ケーキやドリンクも同様に値引きできるポイントがたくさんあります。
アルコール類は焼酎・日本酒・ワインの種類で金額が変わります。
ここでも金額の値引きとランクアップができないかを確認して見ましょう。
そして「デザートビュッフェ」、「ウェルカムドリンク」、「乾杯酒」のこの3つは、始めからプランの金額内で組み込んでくれる式場もあります。(グレードを上げると追加料金が発生する可能性があります。)
初期見積もりの段階から相場と照らし合わせて料理内容を見ていきましょう!
②「会場使用料」見積もりの際のポイント
会場使用料とは、挙式を行うチャペルや披露宴会場を使用する際にかかる費用になります。
- 披露宴会場費用
- 挙式費用
- 音響・照明
- 司会者・MC
- 会場機材
披露宴会場の費用は、その披露宴会場の大きさ・規模によって大きく違ってきます。
もちろん大きくてゴージャスな会場の方が値段が高くて、小さい会場の方が安くなります。
「大きい会場は120人以上列席しないと使えない」等の会場のサイズによる人数制限があるので確認しておきましょう。
一番安く見積もれる方法は、なるべく小さい会場で収容ギリギリのゲストを招くという方法です。
「音響・照明」や「会場機材」は、始めからプランの金額内で組み込んでくれる式場もあります。
ムービーを流す際のスクリーンやカラオケなどに別途オプション料がかかる式場もあるのでそこは確認が必要です。
披露宴の進行をしてくれる「司会者」に関しては、基本的に値下げはできないかと思います。
安くできるとしたら「式場外の業者に依頼する」という方法ですが、これを許可している式場はあまり多くありません。
③「衣装・メイク」見積もりの際のポイント
衣装・メイクはかなり高額になる可能性がある項目です。
- 新婦衣装(ウェディングドレス)
- 新婦衣装(カラードレス・和装)
- 新婦衣装(小物)
- 新婦着付け・ヘアメイク
- 新郎衣装(タキシード・和装)
- 新郎衣装(小物)
- スタイルチェンジ(お色直し)
- 両親のモーニング・振袖
- 衣装の保険
式場によっては各小物がすでにセットでプラン内に組み込まれていることがあります。
ドレスは値引きをしてくれる事がほとんどありません。
「この金額ならこの衣装」
「あと10万円追加すればこの衣装」
という明確な金額が定められているためです。
しかし、ドレス2着目以降は割引しますという式場もあります。
それでも結婚式において最も高い項目ともいわれるのが「新婦の衣装」です。
しかし、お色直しをせずにカラードレスを一着削れば30万円近く一気に安くなることもあります。
しかし、その場合は持ち込み代もかかるし、新婦に付き添ってくれる介添人(かいぞえにん)が式場のドレスではないため対応しきれないという事もあるよ。
そこは式場側にしっかり確認とっておきましょう。
衣装の見積もりを取る時に出来る事は「衣装の持ち込みをしたい」とアピールすることで、何とかドレスを値引きしてもらえないか交渉する事です。
持ち込みさえできれば、ドレスは1万円程度でも綺麗なものがネット上で見つかります。
何十万円の節約につながるポイントなので、しっかり交渉しておきましょう。
パニエやインナー、シャツやネクタイなどの小物であれば、無料で追加してくれる式場もまれにあります。
もしこれが別料金であれば、一つあたり5.000円~10.000円程度の出費になります。
互いの両親のモーニングや振袖の費用についても確認しておきましょう。
そしてドレスをレンタルした場合に忘れてはいけないのが「衣装の保険」です。
飲み物をこぼしてしまったり破いてしまったりした時に、こちらから修繕費用を負担する事が無いようにするものです。
ドレスなどは非常に高価なものなので、ぜひ保険には入っておく事をお勧めします。
④「会場装花」見積もりの際のポイント
会場装花の見積もり費用は次のような項目にかかってきます。
- 挙式会場装花
- メインテーブル(高砂)装花
- ゲストテーブル装花
- ケーキ装花
- ブーケ
- 贈呈用の花束
- 業者によるコーディネート費用
会場装花は結婚式の費用の中でも大きな節約ポイントになります。
会場のテーブルの装花は、ケチったら一発でゲストにバレるポイントなので極端に節約するのは禁物です。
ある程度のボリュームと見栄えはキープしつつ、安く抑えれるように調整する必要があります。
初期見積もりのタイミングで値下げの交渉が若干難しいポイントですが
とりあえず式場外からの業者での持ち込みが可能かどうかを確認しておきましょう。
そうしてから「この写真の装花で、もう少し安くはならないんでしょうか?」と聞く事で、「金額を高く案内すれば他の式場に行ってしまうかもしれない」とプランナーの不安をあおる事が出来るんだ!
金額の交渉はプランナーにとっても日常茶飯事。
どんな新郎新婦でも交渉しています。そうしなければ損します。
気にする事はありません。少しでも安くできるかどうかはしっかり確認しておきましょう。
卓上装花はテーブル1卓あたりに換算すると8.000円~10.000円が相場となります。
ブーケは3万円~5万円あたりが相場です。
相場を頭に入れて置いた上で見積もりを見ていきましょう。
⑤「ペーパーアイテム」見積もりの際のポイント
ペーパーアイテムとは、次↓のようなものをひっくるめて言います。
- 招待状
- 席札
- 席次表
- 料理のメニュー表
- 芳名帳
- 筆耕料
「料理のメニュー表」や「芳名帳」は無料でつけてくれる式場もあります。
芳名帳とは、列席者が来場した際に受付で名前を書く、あの書類の事です。
式場のオリジナル芳名帳を無料で用意してくれているところもあります。
ペーパーアイテムのポイントは「招待状」「席札」「席次表」をいかに安く抑えられるかというところ。
多くのカップルはペーパーアイテムを自前で用意する事で費用を抑えています。
ペーパーアイテムに関しても、何かしらの割引が適用されないかをしっかりと式場側に確認しておきましょう。
ちなみに「筆耕料」というのは、業者に招待状の宛名などを書いてもらう時に発生する代筆料金の事です。
これは1通あたり150円~200円程度かかる事がありますので
業者に依頼した場合のペーパーアイテムの費用はかなり高くなってしまう恐れがあります。
たとえ家にプリンターが無くても、式場外の業者から仕入れる方が絶対に安くなる。だから式場側に依頼するメリットはほとんどないんだよ。
初期見積もりの段階でやっておくべきことは、持ち込み料がかからないかどうかを確認する事です。
制約する前で無いと持ち込み料を無料にする交渉ができません。
席札くらいは無料割引してくれたりする式場もあるのでその点も確認しておきましょう。
⑦「写真・ビデオ」見積もりの際のポイント
前撮り撮影や式当日の様子の撮影、プロジェクターを使ったムービー演出等でかかってくる費用の項目です。
- 前撮り撮影
- 記念写真
- スナップ写真・動画
- アルバム
- オープニングムービー
- プロフィールムービー
- エンドロールムービー
ウェディングドレスと並んで非常に高くなる恐れがあるのが、この「写真・ビデオ」の見積もりです。
前撮りで20万~30万円。
集合写真が1枚あたり3万円~5万円。
式当日のビデオ撮影が10万円~15万円。
ウェディングムービーが1つあたり5万円~15万円くらいです。
人によってはここの項目だけで50万円を超えかねません。
初期見積もりでの節約ポイントは
「式場以外の業者に依頼する事は出来るのか?その際に持ち込みの金額はかかるのか?」と確認する事です。
「式場外の業者で依頼できないなら別の式場で契約してしまうぞ」というような印象を与えましょう。
持ち込み料が無料になるかどうかを交渉できるのは契約確定する前だけです!
他の式場で既に見積もりを取っていて、そこでOKが出ているようであればその話を出してみましょう。
もちろん、最も安く済ませる事が出来る方法は自分でムービーを作ることです。
自分でムービーを作り上げる方法は↓こちらの記事で詳しく解説しています。
■初心者が10日間で結婚式のムービーを自作する方法の全てを教えます!
⑧「演出」見積もりの際のポイント
挙式や披露宴で可能な演出は、その結婚式場によって大きく違います。
- フラワーシャワー
- バルーンリリース
- キャンドルサービス
- フラッシュモブ
- プロジェクションマッピング
上に挙げた演出はほんの一部の演出でしかありません。他にもその式場の特徴を生かした様々な演出があります。
初期見積もりの時に気をつけることは、自分のやりたい演出が可能かどうかを確認しておくことです。
あまり金額の値下げは交渉しにくい所なので、自分でグレードを調整できるような演出(例:フラワーシャワーの花は生花ではなく造花を使う)を取り入れる方向で費用を抑えていきましょう。
⑧「ギフト」見積もりの際のポイント
ギフトとは、ゲストへ渡す引き出物や、両親へのプレゼントの費用の事です。
- 引出物
- 引菓子
- 縁起物
- 引出物袋
- プチギフト
- 両親への贈呈品
引出物は結婚式場で準備するのが手っ取り早いですが、やはりインターネットなどで外注業者を探すほうが、もっと安くて色んなギフトが見つかります。
ここで気をつけないといけないのが「引出物袋の料金」と「持ち込み料」です。
引出物を入れるための袋でも大体300円~500円程度かかります。
80人列席する結婚式であれば、24.000円~40.000円もかかる事になるわけです。
持ち込み料がどうなるかでギフトの費用は大きく変わるぞ!
滅茶苦茶しつこいようですが、契約前には絶対に持ち込み料を確認しましょう。
契約後は交渉ができない可能性が高いので、絶対に始めに見積もりを取るタイミングで確認しておきましょう!
⑨結婚式見積もりの「サービス料」とは何なのか?
見積もりの中で特に特殊なのが「サービス料」という項目です。
サービス料とは料理の支度や配膳など、会場のスタッフにかかってくる人件費の事です。
一般的には料理やドリンクなどの飲食代に10%をかけたものがサービス料になりますが、
式場によってはどの項目に発生するのかも変わってきますので、しっかり確認しておきましょう。
これには基本的に割引がききません。
式場によって割引ができる可能性もあるかもしれないので、そこは改めて確認はしておきましょう。
結婚式見積もり項目の注意点まとめと、更に費用を安くする方法
この記事では、結婚式の見積もりで注意して見ておくべき点について項目ごとに解説していきました。
- 料理・ドリンク
- 会場使用料
- 衣装・メイク
- 会場装花
- ペーパーアイテム
- 写真・ビデオ
- 演出
- ギフト
- サービス料
以上の9つです。
これらの項目を初期見積もりの段階で交渉していくだけで、軽く100万円は値下げをすることが可能になります。
そしてここからが結婚式費用節約の為の最重要ポイントです。
既に見積もりを取ってしまって値下げ交渉が難しい人や
これから式場の件がに行くという方にはオススメの見積もり値下げ方法があります。
それは結婚式場に勤める友人や知り合いに式場を紹介してもらうか、
式場紹介サイトを利用して式場を探し直すという方法です。
直接式場に連絡してはダメなの?
わざわざ式場を紹介しているところを経由したら、手数料で値段が高くなるんじゃないの?
式場紹介サイトには、近々結婚式を考えている全国のカップルがたくさん集まります。
あなたが結婚式場のオーナーであれば、たくさんの人が集まる所に式場を紹介してもらいたいですよね?
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だから式場紹介サイトを経由して、見学申し込みから成約すれば結婚式費用が割引されるというわけです。
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