いくらぐらいのどんな指輪を買えばいいのかなあ。
値段は安いものから高いものまでピンからキリまであるけど、まずは「結婚指輪」と「婚約指輪」の違いから明確にしておこうね。
この記事では結婚指輪と婚約指輪の違いとその必要性、価格相場について解説していきます。
Contents
結婚指輪と婚約指輪の役割の違い
- 結婚指輪・・・結婚の証明として2人でペアリングで購入する指輪。結婚式の際にも使用する。
- 婚約指輪・・・結婚の約束として購入する指輪。基本的に1人分だけ。一般的にプロポーズの時に手渡すもので、男性側が1人で購入する事が多い。結納の時にも使用することも。
さらに、この2つの指輪は見た目にも大きな違いがあります。
結婚指輪はこのような↓外見です。
そして飽きる事の無いようにと非常にシンプルなデザインのものが多いです。
一方、婚約指輪はこのような↓外見です。
「立て爪」と呼ばれる出っ張った宝石部分があるのが婚約指輪の大きな特徴です。(もちろん立て爪の無いタイプの婚約指輪もあります。)
婚約指輪はその綺麗さと派手さも目立ちます。
ダイヤなどの石が付いているのでその分値段が高いです。
婚約指輪は必要ない?わざわざ購入しないカップルが3割も!
そもそも・・・必ずしも「プロポーズに指輪が必要」とか「いくらの指輪じゃないとダメ」というような決まりは無いんだよ。
現在、婚約指輪を「購入しない」という選択肢を選ぶカップルが増えています。
ゼクシィ結婚トレンド調査2017によると
およそ3割のカップルが婚約指輪を購入しないという調査結果が出ているんです。
それには次のような理由があります。
- お金がもったいないから。(32%)
- 婚約指輪に意味を感じないから。(20%)
- 結納しなかったので必要無かった。(20%)
- 普段身につけるものではないから。(20%)
ゼクシィ結婚トレンド調査2017(複数回答有り)
一番多いのは「お金がもったいないから」という単純な理由です。
婚約指輪を身につけている期間というのはかなり短く、
結婚してしまえばそれ以降は基本的に結婚指輪を身につける事になります。
そもそも婚約指輪は見た目も派手なので、なかなか普段使いには向いていません。
つまり、たったそれだけの期間しか身に着けない婚約指輪に何十万円もかけてしまうのがもったいないということです。
お金をなるべく節約したいという建設的なカップルは増えてきています。
婚約指輪の代金を結婚式や新婚旅行の費用に充てたり、今後の夫婦の生活費に充てたりと
出費をなるべく抑えようとするカップルが増えてきています。
婚約指輪を必要としているカップルは依然として7割近くはいて、カップルによっても価値観が違うからそんな単純なものじゃないぞ!
婚約指輪の必要性はカップルによって違う!話し合いがベスト!
婚約指輪が2人にとって必要であるかそうでないか、しっかり話し合う事がベストです。
家庭の環境や事情はカップルによって様々です。
「2人の今後はどうするのか?」
「結婚報告はどうするのか?」
「挙式はするのか、日取りや費用はどうするか」
「新婚旅行は?」
今後の2人の事を考えて、いろいろと話し合う機会は多いと思います。
そこで「そもそも婚約指輪は必要か?結婚指輪だけではダメなのか?」
という事についても話し合いをしておきましょう。
サプライズの為に直接聞けないという人は、2人の間に流れる空気を感じ取って下さい。
冗談抜きでこれしかありません。
結婚を約束するほどの親密な仲ですので、互いの性格や考え方、
好きなもの・欲しいものは熟知しているはずです。
「彼は婚約指輪は必要無いと思っているな」
「彼女は婚約指輪を絶対欲しいと思っているな」等々・・・
ささいな日常の会話の中にヒントが隠れていますので気持ちをくみ取りましょう。
日常の生活の中で買い物をしている時なんかに
「これかわいい」
「こんなデザイン好きだな」と、さりげなくアピールし続けるのがポイントだよ!
結婚指輪の役割とは?必要性と役割は?
結婚指輪は多くのカップルが身につけており、その結婚の証として常に身につけているという人が多いです。
結婚指輪の役割としては次のようなものがあります。
- 「結婚した」という形としての証明になる。
- 既婚者としての証になる。女性からすれば、男よけになる。
- 挙式の「指輪の交換」で必要となる。
結婚指輪の購入率は99%とも言われていますが、ごくまれに、
「婚約指輪も結婚指輪も必要ない」と考えているカップルもいます。
金属アレルギーでそもそもアクセサリーがつけられないという人や、
そもそも結婚指輪の必要性が感じられないという人も実際にいるのです。
しかし、結婚式を考えているカップルであれば、挙式の際に「指輪の交換」があるため大抵は指輪が必要になってきます。
指輪がいらないという人は、家族婚や小さな結婚式などのコンパクトな結婚式であれば必要ないかもしれません。
そうでない、一般的な挙式を予定しているのであれば結婚指輪は必要になってきます。
結婚指輪と婚約指輪の価格相場を知っておこう
指輪を購入するにあたって一番気になるのが、やはりその値段です。
ゼクシィ結婚トレンド調査2017では、指輪にかけた平均金額は次のようになっています。
- 結婚指輪・・・2人分で約25万円
- 婚約指輪・・・1つで約38万円
結婚指輪はペアリングで購入するので2人分で約25万円と言われています。
基本的にはダイヤが入っている女性側のリングの方が高くなります。
以前は「婚約指輪は給料3カ月分のもの」と言われていましたが、全くそのような決まりはありません。
やはり自分の身の丈に合った金額に抑えるのが一番だと思います。
結婚指輪と婚約指輪の購入タイミング
タイミングとしては婚約指輪が先に必要な指輪となります。
プロポーズする前に準備しておくというのが一般的です。
初顔合わせや結納の時にも披露する事があるので、早めに準備しておくにこしたことはありません。
購入場所としては「独立した店舗の国内ブランドショップ」が最も多く、
ネット上で来店予約を済ませてから、店頭に行ってしっかりと現物を確認した上で購入する人がほとんどです。
インターネットは「こんな指輪があるんだ」というイメージを持たせるのには便利ですが、
実際に現物を見て実際に指輪に触ってから購入を検討しましょう。
結婚指輪はその後に必要になります。
入籍後や結婚式の前準備の際に揃えておくのが一般的なタイミングです。
ぜひ2人で楽しく指輪選びに励んでください!
婚約指輪と結婚指輪の「後悔しないための」選び方については
こちらの記事でも詳しく解説しています。↓