この記事では動画編集ソフトEaseUS Video Editor(イーザスビデオエディター)の使い方について解説していきます。
イーザスビデオエディターはデータ復元ソフトで有名なイーザスソフトウェアが開発した動画編集ソフトで、日本語にも対応されています。
結論、操作がわかりやすくて凄く使いやすいソフトです。
編集画面を見ただけで直感的に使いやすく、簡単にお洒落なエフェクトを追加できるマルチな編集ソフトです。
ちなみに、イーザスビデオエディターには「Trial」(無料体験版)と「Pro」(有料版)があります。
3,590円(1か月ライセンス)から使用できるというリーズナブルな編集ソフトです。
■ 料金プラン ■
まずは無料体験版でどんなエフェクトが使えるのか、自分の使用環境に適しているかなどをチェックしたうえで動画編集を進めていきましょう。
実際にソフトを使ってみて、他の動画編集ソフトと比べてどういった特徴があるのかといった点や、簡単な編集加工についても紹介していきます。
EaseUS Video Editor(イーザスビデオエディター)の仕様と主な特徴
イーザスビデオエディターの主な機能は以下のようなものがあります。
- トリミング
- 分割
- 画面の回転
- 音声を追加
- スタイルを変更
- ズーム
- モザイクをかける
- 音声文字変換
- その他
さらには、ソフト起動時に「9:16(スマホ縦画面)」「16:9(ワイド)」「4:3(従来のスクリーン)」の3種類のアスペクト比での動画編集が選択できます。↓
対応している形式など仕様に関しては以下のようになっています。↓
システム要件 | Windows 7/8/10 |
対応する動画/音声フォーマット | 動画 - avi、mpeg、wmv、mp4、movなど 音声 - wav、mp3、m4a、mid、flac、aac、wma、au、aiff、oggなど |
対応する写真のフォーマット | bmp、jpg、png、gif、tif、heicなど |
対応するデバイス | ポータブルデバイス:Apple、Samsung、HTC、SanDisk、Sony、LG、Huawei、BlackBerry、Amazonなど Windows Media Player 11及びそれ以降のバージョン DirectX: Microsoft DirectX 9.0c及びそれ以降のバージョン |
注意点としてはWindowsのPCのみ対応という点です。
PCスペックに不安がある人は、まず無料体験版をインストールしてから問題なく作動するかどうかをチェックしたうえで無制限の有料版を検討しましょう。
EaseUS Video Editor(イーザスビデオエディター)の編集画面を解説
- 各種ライブラリ・・・画像やエフェクト、各種効果を選択する箇所
- プレビューウインドウ・・・編集中の動画を確認できる
- ツールバー・・・カットやトリミングなどの編集を行える
- タイムライン・・・写真や音楽、エフェクトなどの各種オブジェクトの位置や長さを調整する所
イーザスビデオエディターの編集画面は、他の動画編集ソフトとも共通する部分が多く、個人的にも最も使いやすいシンプルな編集画面構成です。
各種ライブラリの箇所をもう少し細分化して解説します。↓
- メディアライブラリ・・・画像を選択できる
- テキスト・・・テキストエフェクトを選択できる
- フィルター・・・ノイズやレトロ、モノクロ等の様々効果をかけることができるエフェクト
- オーバーレイ・・・オブジェクトに重ねることができるエフェクト
- 画面切り替え効果・・・トランジション、画面切り替えのエフェクト
- オンライン素材・・・カウントダウンやフレーム素材が豊富に揃っている
- ミュージック・・・音楽素材が豊富に揃っている
ちなみに有料版になるとライブラリの箇所の表記がもっとわかりやすく変わります。↓
EaseUS Video Editor(イーザスビデオエディター)の機能やエフェクトを解説
イーザスビデオエディターの各種エフェクトについて解説していきます。
テキスト機能
テキスト機能は一般的な字幕だけでなく、アニメーション効果のあるオープニングタイトルのようなテキストもたくさん揃っています。
2020年時点で43種類もあるので、テキスト演出で困ることはないかと思います。
吹き出しのようなテキストもありますので、色んな動画作成を楽しめます。↓
アニメーション系のテキストは文章を変更したり、フォントを変更したりと色々自由に調整ができます。↓
さらに、それぞれのテキスト自体にもアニメーション効果を加えることもできます。↓
このタイトル型のテキストはかなり汎用性が高く様々な使い道があるので、色々と試してみてください。
フィルター、オーバーレイ機能
イーザスビデオエディターでは様々なフィルターやオーバーレイ機能が備わっています。↓
上記画像の箇所から好きなエフェクトを選択します。
次に、選んだエフェクトをタイムライン上にドロップします。
すると、そのエフェクトのオブジェクトが置かれている箇所の画像やビデオにエフェクトが適用されます。↓
プレビューウインドウ上でどのようなエフェクトが反映されているか確認しましょう。
この要領で、様々なフィルターやオーバーレイをチェックしてみましょう。
★フィルター★
★オーバーレイ★
これらのエフェクトは様々なシチュエーションで使用することができ、ワンクリックでムービーのクオリティを格段に上げることができるので重宝する機能です。
場面切替効果(トランジション)
場面切替効果(トランジション)は、動画全体の緩急をつける効果や、写真切替が雑になるのを防ぐ効果があります。
先ほどのフィルターを入れる要領と同じように、タイムライン上にドロップして使用します。↓
画像やビデオのオブジェクトの一番最後に反映される形で場面切替効果が挿入されます。
イーザスビデオエディターには多くの場面切替エフェクトが揃っており、こちらも汎用性が他愛ものばかりです。
★場面切替効果(トランジション)★
オンライン素材
オンライン素材のメニューには、イーザスビデオエディターオリジナルの様々な動画素材が揃っています。
おそらく無料版だとダウンロードできる素材に制限があります。
中には動画の冒頭で使えそうなカウントダウンや、ポップでかわいいもの、合成素材など様々です。
★カウントダウン★
★かわいい素材★
★面白い素材★
実際にソフトさわってみて、ぜひいろいろな動画素材を試してみてください。
ミュージック
イーザスビデオエディターにはオリジナル音楽素材が入っています。
フリーで使用できるようなので、著作権を気にせず動画に使用して問題ありません。
こちらも実際にソフトを使う時に確認してみてください。
EaseUS Video Editor(イーザスビデオエディター)の動画出力方法
イーザスビデオエディターで作り上げた動画を出力する際には、画面上部メニューバーの「出力」の項目をクリックします。↓
すると、出力形式や動画の名前、出力先を選択する画面が出てくるので、それらを選択し終えたら画面右下部の「出力」をクリックします。↓
これで動画を出力できますが、無料体験版のままだとこのように出力される動画にウォーターマーク(企業のロゴ)が表示されます。(画面左上)↓
他の編集ソフトのウォーターマークに比べてめちゃくちゃ小さいですが、これを完全に取り除くには有料版へのアクティベート(アップデート)が必要になります。
さらにうれしいのは、YouTubeやTiktokなどの各動画プラットフォームにもそのままアップロードができるという点です。↓
EaseUS Video Editor(イーザスビデオエディター)を無料体験版から有料版へと変更する方法
イーザスビデオエディターを無料版から有料版へと移行するには、まずイーザスソフトウェアの公式サイトから「今すぐ購入」へ進めます。↓
すると、ライセンスのグレードを選択する画面が出てきます。↓
1か月限定か、1年間か、ずっと買い切りで使えるものか、自分の使用環境に合わせて選びましょう。
各項目の「今すぐ購入」をクリックして進むと、個人情報と決済方法を選択する画面が出てきますので、すべての項目を入力しましょう。↓
入力し終えたら「今すぐ購入」をクリックします。
すると、登録したメールアドレスに20桁のライセンスコードが届きます。
(このような感じの→○○○○○-○○○○○-○○○○○-○○○○○)
続いて、無料体験版のイーザスビデオエディターの右上にある「アップグレード」をクリックしてください。↓
すると、以下のような画面が出てきますので、左下の「アクティベート」をクリックします。↓
次に出てきた画面上で、先ほどの20桁のライセンスコードを「-」ハイフンものせたままそのままコピペします。
このような画面が出てきたら有料版への移行は完了です。↓
謎のおにぎりが喜んでる画像が出たら完了。
これで、出力される動画にウォーターマークが表示されることはなくなりました。
さらに編集機能を制限なしで利用できます。
とにかく操作画面が見やすく、簡単な操作性の為初心者にもオススメできるソフトとなっています。
使いやすくてお洒落なエフェクトをたくさん利用できる簡単なソフトなので初心者にもお勧めできます。