ムービー自作の基礎知識

【動画解説】コマ撮りムービーの簡単な作り方【結婚式動画編集】

オープニングムービーやプロフィールムービー、余興ムービーを作ろうとした時に、

ムービーのスタイル・テーマで悩んだ事はありませんか?

ドラマ仕立てのムービーにしたり、ドキュメンタリー風のムービーにしたり

数多くあるスタイル・テーマの中で特に人気なのが「コマ撮りムービー」です。

コマ撮りとは、一枚一枚別撮りした画像をつなぎ合わせて、一つのムービーを作り上げる手法です。

豚骨
豚骨
コマ撮りムービーって難しくないのかな?
白河
白河
作り方自体は凄く単純で簡単。しかし、やり方によってはめちゃくちゃ手間がかかって大変なムービーになることもあるよ。

結局やり方次第!

この記事ではコマ撮りムービーの作り方のコツとそのアイディアについて紹介していきます。

コマ撮りムービーの3つのアイディア!

コマ撮りムービーと一言で言っても、色んな形のコマ撮りムービーがあります。

コマ撮りムービーには大きく分けて次の3つの種類があるかと思います。

  1. アイテムを動かすコマ撮りムービー
  2. 切り貼り写真を使ったコマ撮りムービー
  3. 「こんなことできません」コマ撮りムービー

以上3つのコマ撮りムービーについて解説します。

①アイテムを動かすコマ撮りムービー

用意した小道具を少しずつを動かして作り上げるコマ撮りムービーです。

今回転載した動画はかなり小道具の数が多いので、準備と作成が大変だったのではないかと思います。

写真をプリントアウトして切り取って配置しているという点では、「②切り貼り写真を使ったコマ撮りムービー」と共通している所です。




 

②切り貼り写真を使ったコマ撮りムービー

この写真の切り貼りコマ撮りムービーは王道ではありますが、めちゃくちゃ大変です。

先ほどの「①アイテムを動かすコマ撮りムービー」でも少し写真の切り貼りはありましたが、

こちらのムービーは、わざわざ友人たちからかき集めたメッセージ画像をコマ撮りムービーにしているのです。

一度撮った写真をプリントアウトして切り取って、更にそれを配置してコマ撮りするという、何とも手間のかかるムービーです。

しかし、ムービーとしてのインパクトはかなり大きいと思うので

協力してくれる人がいるのであればぜひチャレンジしてみてもいいかもしれません。

③「こんなことできません」コマ撮りムービー

出典:https://www.youtube.com/watch?time_continue=14&v=Gx3ROHt7vwU

NHK教育番組(Eテレ)の人気番組「ピタゴラスイッチ」のコーナーの一つ、「こんなことできません」というコーナーで行われているコマ撮り演出技法です。

お笑いタレントの関根勤さんが登場している人気コーナーで、このコーナーのコマ撮りを真似て、現実では実現しないようなコマ撮り動画を作っている一般の視聴者もたくさんいます。

■テレビから赤ちゃん

出典:https://www.youtube.com/watch?v=yHBwKtXaTxU

■分裂する女の子

出典:https://www.youtube.com/watch?v=S-Z6eRLcsOw

このようにコマ撮りを使うと現実では出来ないようなムービーを作り上げることができます。




 

コマ撮りムービー撮影の準備

実際に簡単なコマ撮りムービーを作ってみました。

まずは機材の準備です。

必要な準備物
  1. カメラ
  2. 三脚・ゴリラポッド
  3. 被写体アイテム

①撮影用のカメラは、スマートフォンでもコンデジでもミラーレス一眼でもなんでもOKです。セルフタイマー機能が付いているカメラの方が便利かもしれません。

②のカメラ三脚はできることなら、必ずと言っていいほど用意した方が良いです。ここがかなり重要なポイントです。

カメラを固定せずに手持ちで撮影すると、ブレがひどくなってコマ撮りムービーのクオリティは急激に落ちます。

ゴリラポッドは↓このようなアイテムです。

■便利な三脚:ゴリラポッド

ゴリラポッドは形を変幻自在に変えることができる三脚で、台の上だけでなく、フェンスや木の枝に巻きつけてカメラを固定する事が出来る便利アイテムで、私も愛用しています。

ミラーレス一眼やスマートフォンをそのままとりつけて固定する事が出来ます。

③撮影対象となるアイテムは何でも良いです。今回は↓これを使ってみました。

コマ撮り撮影を行う

出典:https://www.youtube.com/watch?v=kPkIC06dUnw

NHK教育番組(Eテレ)の番組「デザインあ」の「解散!」というコーナーを参考にしてみます。

メイキング動画を見た事ありますが、これはCG等を一切使っておらず

デザイナーがたった一人で少しずつ部品を動かしてランドセルを解体しています。(狂気の沙汰)

被写体を1枚映したら、少し位置や向きを動かして配置し直してもう1枚撮影する。

これのくり返しです。

被写体を歩いているように見せるコツは、1つの写真ごとに被写体を左右に傾けながら動かすことです。

こうすることで、なんとなく歩いているように見えます。

しかしこれだけでは、ただ物が動いているだけのコマ撮りなので面白みがありません。




 

コマ撮り撮影した画像をつなげて1つのムービーにする

せっかくコマ撮りをするので、現実で実現できないような動きを取り入れてみたいですね。

例えば、このような2つのおもちゃを合体させるというムービーもコマ撮りならではの演出です。↓

ウエディングムービーのアイディアとして使いやすいのは

コマ撮りでアルバム写真を切り替えたり、ウエディングの衣装に着替えたりというコマ撮りです。

例えば、↓このようなコマ撮りです。

赤ちゃんのフォトフレームからおっさんが登場します。

成長過程に合わせて写真を切り替えるような、プロフィールムービー向けの演出が作れます。

このくらいのコマ撮りであればそこまで労力もかかりませんし、準備するものもほとんどありません。三脚以外は家にあるものでまかなう事ができるのではないかと思います。

ぜひウエディングムービーのプロフィールムービー、オープニングムービー、余興ムービーでチャレンジしてみてください。

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