年々、オープニングムービーを披露宴の始めに導入する人が増えてきており、その役割はとても重要なものと認識されるようになってきました。
これは私が実際に依頼されて作ったムービーの一部分です。↓

オープニングムービーは披露宴会場を盛り上げつつ、新郎新婦の紹介を同時にこなすことができます。
面白いアイディアを練って動画素材を一から作った方が、素晴らしいムービーを作ることができるよ!
この記事ではムービーを作ったことの無い初心者の人が、オープニングムービーを完成させるための5つのステップを解説していきます。
こちらの動画でオープニングムービーの作り方についてかなりわかりやすく解説していますので参考にしてください。↓
Contents
オープニングムービーの役割を知らないと、そもそもムービーは作れない!

でもやっぱりオープニングムービーが流れるのとそうでないのとでは、会場にいるゲストのテンションの上がり方や、緊張の解け具合は全く違うと感じたよ。
オープニングムービーの役割は主に次の3つ。
- 式の流れにメリハリをつける役割
- 簡単な自己紹介の役割
- 会場を盛り上げる役割
主にこの3つの役割を知った上でオープニングムービーを作り上げていきましょう。
この役割を意識すると、
といったアイデアがふんわりと浮かんでくるはずです。
基本的なスタイルは自由なので1分くらいの簡単なムービーでもOKなので難しく考えずに楽しんでオープニングムービーを作っていきましょう!
STEP:1.他のカップルのオープニングムービーを見てみる

オープニングムービーは基本的に決まった形がありません。
流したい曲から決めてもいいですし、使いたい写真から構想を練ってもいいです。
こんな雰囲気でやりたいなという自分のイメージを明確にしていきましょう。
以下に参考として一度は目を通しておいていただきたいお勧めのムービーを紹介します。
ウェルカムボードの作成過程をコマ撮りでオープニングムービーに
ウェルカムボードの制作過程をオープニングにもってきたかわいらしいムービーです。
ウェルカムアイテムの作成過程をオープニングに使用するというカップルが最近増えてきています。
他にはないオリジナリティを出すにはとても良いアイデアです。
準備などには多少時間がかかりますが楽しく、そして思い出に残るムービーにすることができます。
コマ撮りムービーの作り方はこちらの記事で解説しています。アイディアは無限大です!↓

オーソドックスな自己紹介オープニングムービー
オーソドックスな自己紹介メインのオープニングです。
シンプルな構成に見えますが、ムービーの構図や所々の演出に強いこだわりが感じられ、完成度が非常に高いオシャレなオープニングとなっています。
自己紹介と写真がメインであれば、そこまで時間はかかりません。こちらの記事を参考に作ってみてください。↓

ミュージックビデオ風オープニングムービー
音楽に合わせて新郎新婦が踊るというミュージックビデオのようなオープニングです。
これは「クロマキー合成」という編集技術を使用していますが、初心者の人でも比較的簡単に使用できます。
クロマキーに関してはこちらの記事でも詳しく解説しています。↓
■【クロマキー合成】人物を切り抜いて動画にしてみた!手順をわかりやすく解説!
■【動画】クロマキー合成でミュージックビデオ風ムービーを作る方法!
こちらは逆再生のアイデアが素晴らしいミュージックビデオ風のオープニングです。
このムービーも業者が絡んでいるので完成度はかなり高いですが、このアイデア自体は一般の人でも十分再現可能でしょう。
アイデア次第ではひときわ印象的な、プロが作ったようなオープニングを作り上げることができます。
STEP:2.オープニングムービーのテーマとアイディアを練る

先輩カップルのムービーを一通り見たら、自分のオープニングはどんなテーマのムービーにしたいのかを考えてみましょう。
種類別に大きく分けると、流行りのオープニングとしては次のようなものがあります。
- オーソドックスな自己紹介ムービー
- ウェルカムアイテムの作成過程ムービー
- ドキュメンタリー風ムービー
- 嘘字幕や口パクでの自己紹介ムービー
- 映画やドラマ、アニメなどのパロディムービー
- ミュージックビデオ風ムービー
私もここに挙げた種類のオープニングムービーは一通り作ったことがありますが、やはり作っていて楽しいのは
既に手元にある写真や動画を寄せ集めて作ったムービーではなく、オープニングのために写真や動画を新しく取りなおしたムービーです。
ここ数年でその手のムービーは式場で流せない所が多くなってきているからね。
一番気をつけてほしいのが
映画やアニメのワンシーンをとりいれたような、嘘字幕・パロディ風のムービーを作るときです。
流行りの映画やドラマ、アニメのパロディ風オープニングが一時期凄い勢いで流行ってましたが、これらは肖像権に抵触します。
私の肌感ですが、最近では肖像権に関して厳しくなっている式場が増えてきているように思えます。
あらかじめ「肖像権は守って下さい」という内容の誓約書を新郎新婦に書かせる、しっかりした式場もありました。
パロディ風ムービーを作る時は、あくまで雰囲気やロゴのフォントを真似て、それっぽく作るだけに留めておきましょう。
直接肖像権にかかるものは注意して避けて作りましょう。
せっかく頑張って作ったムービーが「これでは流せません!」と式場側に断られる可能性もありますので気をつけてください。
パロディ系のムービーを作るのは楽しいですが、オープニングの構成は無理して流行りに乗らなくて大丈夫です。自分らしいオリジナリティあふれるムービーにしましょう。
STEP:3.オープニングムービーの曲を決める

オープニングムービーの曲を決めます。
基本的にどんな曲でも良いのですが、オープニングムービーには「これから披露宴が始まる」という会場を盛り上げる役目がありますのでなるべく明るく楽しい、アップテンポの曲を選びましょう。
涙を誘うような感動系のバラード曲を流してしまうと、新郎新婦入場前から会場のテンションがガタ落ちします。
ゆったりのテンポの曲でも、明るい爽やかな曲を選ぶようにしましょう。
そして曲の長さにも気をつけてください。
オープニングムービーは、1分30秒~4分以内にはだいたい収まるようにしましょう。
オープニングで5分を超えるようなムービーはなるべく避けた方が良いです。
中だるみしてゲストを退屈させてしまいます。
ちなみに、曲を選ぶときは会場のみんなも知っているような曲を選ぶと、ゲストの方々もいっしょに楽しめるのでなお良いかと思います。
よくブライダルシーンでは使用楽曲の著作権について話題になりますが、そこは一度好きな曲を使用してよいのか式場のプランナーに相談しておきましょう。
著作権に関しては↓こちらの記事を参考にしてください。
https://beginner-movie.com/wedding/tyosakuken-kaisetu
式場によっては、自作DVD持ち込みや楽曲の自由使用を許可しない所もあります。
ここは式場に事前に確認しておくべきポイントです。
その時はプランナーと交渉し、どうしてもだめな時は式場の指示に従いましょう。
著作権を一切気にせずにフリーBGMでムービーを作りたいという人は↓こちらの記事で、完全無料のフリー音源紹介サイトを載せています。
https://beginner-movie.com/wedding/weddingmovie-freemusicsite
STEP:4.素材(写真・動画)集め、素材作り

極めて重要なのがこの素材選びです。
使用する写真や動画次第でムービーの面白さと完成度がほぼ決まります。
オープニングムービーで使用すべき写真は、基本的に最近の物が望ましいです。
特に新郎新婦が出会ってから、それ以降の写真をベースにするのがベストです。
幼少期や学生時代の写真は使うにしても、基本的に少なめが良いです。
その時に同じ写真が被らないようにするためにも極力少ない方がいいんだ。
重複を避けるために最近の写真をオープニングムービーで使いましょう。
オープニングムービーの写真や動画は新しく撮った方が良い
ちなみに↓これは友人の依頼で私が実際に作ったオープニングムービーの一部分です。

新郎側の家族の写真を切り抜いて戦隊モノの決めポーズを作っています。
始めからこの決めポーズを意識していたわけでなく、日常の写真から上手く切り取って作ったものです。
このように、オープニングに使える写真は何が役に立つのかわかりません。
オープニングムービーは何でもアリなんです。
しかし、自分の思い描いたテーマでムービーを作ろうとした時に、既に撮ってある既存の写真のみでムービーを作るのは結構難しいです。
すでにあるそれらの写真は、オープニングのテーマに合わせて撮った写真ではないからです。
最近の写真がないという場合はぜひ今から撮ってみましょう。
そうした方が楽です。
自分のやりたいテーマが決まったらそれ用に写真や動画を新しく撮り直す方が、テーマにあった素材を効率よく使うことができます。
クオリティなどは重要ではありません。楽しんで作れることがオープニングムービーの特徴です。
ムービーのクオリティを気にするよりも、素材選び・素材作りに時間をかけましょう!
STEP:5.オープニングムービーを実際に作っていこう

曲が決まった。
素材も集めた。
ムービー構成も決まった。
ここまで来た人は、いよいよオープニングムービーを実際に作っていく作業にとりかかりましょう。
この段階で重要なのは編集ソフト選びです。
オープニングムービー作りに重要な編集ソフト選び
ムービーを作る人自身がどのようなパソコン環境でムービーを作るのかによって
おすすめする編集ソフトは変わってきます。
とにかく無料ですませたい人
動画編集ソフト | オススメ度 | 備考 |
![]() Windowsムービーメーカー | Windows6以前のPCに標準搭載。現在は公式サポート終了。 超簡単な編集が可能。初心者でも使いやすいが、編集機能が少なすぎる欠点も。 | |
![]() VideoPad | 無料体験版を使えば基本無料。無料期間が明確にされていないのでいつまで使えるか不明。 操作画面が独特で使いにくい。 | |
![]() iMovie | Mac標準搭載。フリーソフトとしてはバランスよい。 | |
![]() AviUtl | 最強の無料ソフト。Windows限定。 自由性が極めて高いがインストールの時点で既に面倒くさい。初めての人には非常に使いにくいかもしれない。(個人的には使いやすい) |
ご自分の状況に合わせてソフト選びをしてみてください。
とはいえ、私は結婚式では無料ソフトをオススメしていません。
時間の無い初心者は無料編集ソフトを使うな!絶対におすすめできない7つの理由という記事でも解説していますが、無料ソフトにはウエディングムービーに必要な最低限の機能が備わっていません。
ある程度自由にオリジナリティのあるムービーを作りたい人(有料)
結婚式にオススメできるソフトが以下のソフトになります。↓


オススメ度 | ![]() |
---|---|
価格 | 6,980円~ → 公式サイトで最も安く購入する裏ワザ |
主な機能 | フィルター効果、トランジション効果、テキストの挿入、タイトルの挿入、オーサリング機能、ライティング機能 |


オススメ度 | ![]() |
---|---|
価格 | 2.180円~ 最安新プランの詳細はこちら |
主な機能 | 画面キャプチャー、フィルター効果、トランジション効果、テキストの挿入、タイトルの挿入、オーサリング機能、ライティング機能、ウエディング専用エフェクトが内蔵されている。 |


オススメ度 | ![]() |
---|---|
価格 | 3,590円~ |
主な機能 | フィルター効果、トランジション効果、テキストの挿入、タイトルの挿入 |


オススメ度 | ![]() |
---|---|
価格 | 約3,500円(35$)~ |
主な機能 | ホワイトボードアニメーション、テキストの挿入、グラフの挿入、画像の挿入、音楽の挿入 |


オススメ度 | ![]() |
---|---|
価格 | 9,800円~ |
主な機能 | テンプレートの挿入、フィルター効果、トランジション効果、テキストの挿入、タイトルの挿入 |


最安を目指した動画編集ソフト。使いやすくてエフェクトも豊富に揃っている。
オススメ度 | ![]() |
---|---|
価格 | 3,300円~ |
主な機能 | フィルター効果、トランジション効果、テキストの挿入、画像の挿入 |
どのソフトにも言えることですが、とりあえずは無料体験版をダウンロードしてみて、あらかじめ動作状況を確認しておきましょう。
Power DirectorとFilmoraの2つのソフトには、初心者なら必ずつまずく「DVDへの書き込み」の機能が始めから備わっています。
【初心者必見】DVDが結婚式場で流せない!そんな時の3つの対処法という記事でも解説していますが、動画データ(MP4やWMV等)はそのままDVDに焼いても結婚式場のプロジェクターでは流せません。
動画の編集に自信が無い人は、DVDへ書き込める機能が付いたソフトを選ぶのが無難です。
有料ソフトでもゲスト1人分のご祝儀(3万円)があれば、1万円以上はお釣りが返ってきます。
オープニングムービーの準備段階で注意すべき2つのポイント

動画を作り始める準備段階での注意点をお伝えします。
一番始めに絶対注意しておくべきことは
- 式場のスクリーンのアスペクト比の確認
- 動画の前後に5秒程度の空白を入れる
この2つです。
①のアスペクト比とは簡単にいえば、動画の縦横の比率のことです。
多くの式場はこのアスペクト比を(16:9)か(4:3)としています。
どちらのアスペクト比なのかは式場から渡されるマニュアルに記載してありますので確認しておきましょう。
ここを間違えて動画を出力してしまうと
ムービーの字幕が切れたり、画像が横に伸びたり、画面端の人の顔が切れる恐れがあります。
そして、②動画の一番初めと一番最後の終わりに5秒程度の空白を入れましょう。
ここで言う空白とは、画像や音声などが何も入っていない真黒な画面のことです。
これについてはマニュアルに記載していない式場がたまに見受けられますが、絶対に入れておいた方が良いです。
作ったムービーに空白が全くないと、突然ムービーが始まって初めの方が切れてしまったり、終わりの方が余韻もなくブツ切りになってしまうことがあります。
ムービーの前後に5秒程度の空白を作る。
ここも見落としがちですが、気をつけるべきポイントです。
この記事ではムービーを作る準備段階での注意点のみを挙げていますが、他に気を付けるべきポイントは山ほどあります。
こちらの記事に詳しく注意点を紹介してますので必ず目を通しておいてください。↓
https://beginner-movie.com/wedding/weddingmovie-tyuuiten
オープニングムービーで使える演出
オープニングムービーで会場を盛り上げるためのムービー演出をご紹介します。
まず一番初めに手軽に使える定番のオープニング演出はカウントダウンです。
カウントダウン
カウントダウンとはこれです↓
定番ではありますが、一気にムービーをおしゃれにできる効果的な演出です。
ゲストの方がカウントダウンの声を挙げてくれることもたまにありますし、カウントダウンを入れるだけで動画の空白を一番始めに作り出すこともできます。
さらには、「これから式が始まるんだ」というワクワク感をゲストにもたせる演出にもなります。
カウントダウン演出の導入方法を簡単に解説します。
まず「カウントダウン フリー素材」などのワードで検索をかけてください。
出てきた動画がウェブページ上で直接インストールできるものであれば、そのままインストールします。
動画がウェブページ上でインストールできない場合はWinX YouTube DownloaderやCraving Explorer等のフリーの動画ダウンロードソフトをインストールした上で動画素材をパソコンに保存しましょう。
フリー動画素材ダウンロードソフトについては別記事で詳しく紹介します。
フリー素材をダウンロードせずともFilmora(フィモーラ)やPower Director(パワーディレクター)などの有料ソフトであれば、始めからカウントダウン演出が搭載されいます。
文字演出
簡単にできてオシャレ感を出せるのが文字演出です。
演出と言うほどではありませんが、使い方によっては格段に雰囲気をオシャレにすることができ、とても印象的なムービーになります。
↓簡単なサンプルムービーを作りました。
文字とエフェクト、簡単な動きを加えただけですが、ムービーの導入や場面転換の緩急で使うなど、様々な使い道のある演出です。
クロマキー合成
このクロマキー合成は私も頻繁に使う演出です。
非常に汎用性が高く応用が利き、ムービーの幅を一気に広げてくれます。
人物の輪郭を抜き取って「よりインパクトのある自己紹介を作り出す」という事もできます。
文章ではわかりづらいので解説動画を作ってみました。
クロマキー合成はほとんどの動画編集ソフトに搭載されている機能です。(無料ソフトや一部の格安ソフトを除く)
自己紹介だけでなく、いろんな使い道のある効果なのでクロマキー合成はぜひ使ってみてください。
クロマキー合成を使った「人物の切り抜き」を私はよく使いますが、応用すると↓このような登場シーンを作ることができます。

人物だけではなく、「物」の映像を効果的に使う
新郎新婦自身の映像だけでなく「物」の映像を使用するとムービーに緩急をつけることができます。
ピンとこない方もいるかもしれませんので代表的な例を挙げますと「指輪」や「婚姻届」です。
指輪を入れ込んで↓簡単なサンプルムービーを作ってみました。
このように、人物の画像だけでなく、ウエディングアイテムをムービーの合間に入れ込んでみるとよりムービーの流れが美しくなります。
8ミリフィルムのようなエフェクト
8ミリフィルムカメラで撮られたかのような映像に加工するエフェクトです。
これは簡単にできるのでガンガン使いましょう。
特に昔の写真や映像に対して使うとより効果的です。
これはプロフィールムービーなどでも活用できるエフェクトになります。
↓参考動画を作りました。
ムービーを「オシャレな映画風に」作るための方法は↓こちらで紹介しています。

オープニングムービーの作り方まとめ
以上のように、オープニングムービーを作っていくステップを紹介してきました。
- 他のカップルの作品を見てみる
- ムービーのテーマと構成を練る
- オープニングムービーの曲を決める
- 写真・動画などの素材を集める
- ソフトを導入して実際にムービーを作っていく
ここまでくれば、後は出来上がった動画データをDVDに焼くだけです。
結婚式のDVDの焼き方に関しては↓こちらの記事を参考にしてください。
https://beginner-movie.com/wedding/dvdflick-install
オープニングムービーは近年ますます人気が高まっている演出です。
ぜひ自分でオリジナリティあふれるオープニングを作って結婚式を盛り上げましょう!
なお、ムービーを完成させる自信がないという人や、ムービーに費やせる時間が全くないという人は初めからプロに依頼するのも一つの手です。
今の時代は格安でプロの業者に依頼ができるので、こちらの記事を参考にしてみてください。↓
